最北の地を目指して・・・。(1日目)

火の玉レッド

2007年07月16日 22:42

7月13日(金)

13日の金曜日。
職場で女の子が、「今日は13日の金曜日だね~、ジェイソンが・・・・・」と高齢者に向かって何やら物騒な話題をしているのを尻目に、ボクの心の中はこれからの行動の事で一杯だった。
注:ボクは介護施設に勤務する介護福祉士

これからの行動。
そう、これからの・・・・・。

   宗谷丘陵をMTBで駆け抜ける。
   壮大な丘陵地を走ったらどんなに爽快だろう。


そんな想いから、今回の旅は始まった。

仕事が終わり、夕食を済ませ、MTB&装備類をクルマに積み、ボクは一路北を目指した。

行き先は、兜沼公園キャンプ場

苫小牧市から390kmの距離を経て、ようやく到着した頃には、深夜0時を回っており、キャンプ場の駐車場で車中泊をした。

明日からの行動に想いを馳せて・・・・。

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7月14日(土)

鳥達の鳴き声で目が覚め、クルマから出ると、アカゲラが2羽で華麗なるドラミングを披露しており、ボクは急いでカメラを構えるも、彼らのステージはもう幕が下りてしまっていた。

キャンプ場に入り、朝食の準備と装備の点検をしていると、ご年配のキャンパーがボクに声を掛けて下さり、そのオジサンはこれからのボクの行き先を丁寧に教えてくれた。
こう言う旅人ならではの思いやり、ボクは大好きだ。
オジサンに感謝をし、ボクはキャンプ場を出発した。
※ また再会する事になるおじさんのお話しは、後ほど・・・・・♪



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キャンプ場を出てすぐ。
いきなりの景色に圧倒される。


利尻山の中腹辺りに、一筆でスッと筆入れしたような雲がなびいており、そんな風景を見ていると、ボクの心もペダルの回転も上向きになった。


間も無く道道106号線。
右に曲がり稚内を目指す。

海岸線に沿って走るのは、どんなに気持ちが良いのだろうか。
そんな事を考えるだけで、思わず心が弾んでしまう!

海岸線からは利尻山が見える。


   ~そう言えば、去年
   この山に登ったんだった
   また行きたいな
   予定を変更して、利尻に行こうか~

そんな事を思わず考えながら・・・・(笑)。

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抜海漁港に寄り道をした。

何やらグエグエ聞こえると思ったら、アザラシがっ!!!
にしても気持ち良さそうだなぁ~♪(笑)

アザラシ君達にお別れをし、更に北へ!


道中、対向車線ですれ違う何人ものライダーさんが、ボクへ会釈して下さったり、片手を上げてサインを送って下さったりして、とても嬉しかった。
ボクも一端のチャリダーの仲間入りをしたのだろうかと思ったりした。

でも。
ボクは遅い(笑)。
何人ものチャリダーに抜かれた
彼らは、何であんなに速く走れるのだろうか。
理由は明白!
ボクが遅いだけ(笑)!!

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貧脚のボクもどうにか稚内市内に入った!


利尻山は、もう雲に覆われ、麓が見えるだけ・・・・。
遠くに礼文島も望めたが、この写真では表現し切れず無理




(続く・・・・・)

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