最北の地を目指して・・・。(2日目)の続きの続き

火の玉レッド

2007年07月21日 23:59

宗谷丘陵を走り抜けたボクは、国道238号線に出て、海岸線を走り、猿払方面を目指した。



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猿払の道の駅「さるふつ公園」に寄ると、お祭り(さるふつ観光まつり)が催されており、ホタテやツブ、毛がに等の特産物を買い、お腹を満たした。

快晴にビール・・・・・。
祭り会場で喉から手が出るほど、生ビールが欲しかったけれど、グッと我慢してボクはMTBにまたがり、先を急いだ。
(後輪のスポークが1本、折れていることが判明・・・・・、まぁ~何とかなるでしょ・・・・・(笑)

猿払村から進路を西にとった。
道道138号線を利用し、鬼志別(おにしべつ)~沼川~兜沼を目指した。
兜沼のキャンプ場に、ボクのクルマが停めてあり、そこがゴール地点で、そこに行けばボクの旅は終わる。


この先の集落は少ないので、138号線に入る前に、十分な水分補給と、予備の水分の補充を忘れずに・・・・・。

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138号線は猿払から入ると、最初はアップダウンは多いけれど、途中からはなだらかで、どちらかと言うと、下っているような道になる。

道のあらゆる所に、広大な牧草地が見られ、その雄大さに刺激され、ボクの心も広くなるような気がした。
          

      

利尻島が見えてくると、ゴールは近い♪


キャンプ場入り口の標識を曲がる。


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キャンプ場に着いたのが、17:00前。

話を少し戻そう・・・・・・。

ボクは13日の夜(正しくは14日の明け方)、キャンプ場で車中泊をした。
14日に積んでいたMTBをクルマから降ろし、ボクは道北を1周した。

無事に旅を終えたボクは。

キャンプ場で休まずにMTBを車に載せ、苫小牧まで帰る事も可能だったけれど、せっかくのキャンプ地なので、今晩はゆっくりテントを張って休む事にした。

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テントを設営してまどろんでいると・・・・・・。

14日の朝にお会いしたキャンパーの方と偶然、ホントに偶然再会した(笑)。

まさか再会するとは・・・・・。

オジサンと今回のツーリングの話を少しだけして、夕食を一緒に食べようと言う事になり、ご一緒させて頂いた。


再会を祝して、まずは乾杯♪

このオジサン。
車中泊で道内一周を繰り返しており、道内のキャンプ場についてかなりお詳しい。
●●●は▲▲▲だとか、■■■は◆◆◆だとか、ホントにお詳しい。

中でも一番のお気に入りは、朱鞠内湖畔キャンプ場だとか・・・・・。

ボクが無事に道北を1周し終えた事、また再会できた事、北海道の旅行の事、色んな事を話した。

やがて・・・・・・。
陽が沈み出す頃。

そろそろアレの時間じゃないかと言う事になり、焼酎とウイスキーで酔っ払い気味になったボク等は、少しだけ千鳥足で兜沼が見えるところまで歩いた。


      

空が燃えていた。

アレとは、そう夕陽の事。

凄いね、見事だね、キレイだね、同じような言葉を何度もボク等は繰り返した。

昨夜に続き、見事な夕陽が見れたボクは、ラッキーだったと思う。
しかも、どちらとも好シチュエーションで見れたのだから。

辺りが暗くなる前に、ボクは晩餐に招待してくれたオジサンにお礼を述べ、シュラフにもぐり込んだ。

明日は、苫小牧か・・・・。
そう考えると何とも複雑だけど、いつまでもテント生活をしている訳にもいかない。

普段の生活に戻る、その前にもう少しだけ旅行の続きをしていたいような、ず~っと旅を続けていたいような、ボクの心の中にはそんな気分が交錯していた。

【7月14~15日のMTB走行記録】
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走行時間・・・・11:15’09
走行距離・・・・176.53km
平均速度・・・・15.6km/h
最高速度・・・・52.5km/h

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7月16日(月)

AM4:00前に起床。

朝陽は。


期待外れ(笑)。

          

ボクは簡単に朝食を済ませ、テントを撤収し、今回のツーリングが無事に成功した高揚感と、充実感に満たされた気持ちで、キャンプ場を出発した。

これから400km近く運転をしなければならないのかと思うと頭が痛くなったけれど・・・・・(笑)。



~終わり~

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