傷だらけのヘルメット
何でヘルメットが傷だらけになったのか?
それは転んだからであり。
何で転んだか?
それは夜道でMTBのフロントタイヤが石に乗り上げたからであり。
では、何で夜道に石に乗り上げるようなところをMTBで走っていたのか?
それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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【はじめに】
これからの事は、ブログにアップしようかどうか迷ったが、自己反省的な意味合いを含んだ内容にする事で、今後の自分の余暇活動への反省材料になればと思い、記事を載せる事にした。
よって、コメントにお答え出来ない事があるかもしれないが、その点はご理解頂きたい。
掛け違えたボタン
右と左を間違える
前と後ろを間違える
紙面に平行な直線を書いたつもりが僅かにズレており、その僅かなズレも線が延びるほどに
大きくなり、あとで修正が効かなくなる
物事には理由がある。
因果応報。
原因があるからこそ、その結末として結果がある。
そう、チャンと原因がある・・・・・・・・・。
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某日 某所にて
某林道をMTBで走っていたボクは、時間的な都合から目標到達点に行けず、引き返し、その途中でボクは道に迷った。
迷ったと分かった時点で引き返せば良かったんだけど、ボクは引き返さず、突っ走った。
今思い返せば・・・・・。
何で、そんな事をしたのか、してしまったのか・・・・・。
冷静さが足りなかった?
注意力に欠けた?
集中力が足りなかった?
焦っていた?
疲れていた?
いずれも当てはまっていると思うが、冷静さが失われていたのが一番の要因だと思う。
何故なら。
道を突き進むうち、林道から山道となり、山道から沢道と姿を変えても、僕は引き返さず、腰までの水に浸かりながらもボクは闇雲に先に進んでいたのだから・・・・・。
やがて、周囲は暗くなり、霧雨が降り出し・・・。
ビバーク(野宿)を余儀なくされた。
ツエルト(簡易式テント)も持たずに。
雨具も無く。
Tシャツ1枚で・・・・。
20:00頃
湧き水なのか水溜りなのか分からない場所で汲んだ水で湯を沸かし、粉々に砕けたインスタントラーメンを最後に食べるものが無くなった。
ボクは1時間おきに道路のど真ん中で、横になった。
林道で臥した。
不思議なもので、少しはウトウト出来た。
寒さが本格化し始めた夜中でもウトウトは出来るもので、自分でも案外タフなんだなって思った。
夜中2:00過ぎ
ボクは転んだ。
フロントタイヤが石に乗り上げ、左前頭部分を石に強打した。
頭に強い衝撃が走った。
ヘルメットをしていなかったらと思うと、ゾッとする。
きっと血だらけになっていただろう。
左前腕と右下腿に擦過傷(擦り傷)。
左下瞼付近にも擦過傷。
左第3・4指(中指&人差し指)に裂創。
指から出る出血でヌルヌルした感触のままハンドルを握る。
4:00頃
ようやく夜が明けた。
非常用に常備していた粉々に砕けたカロリーメートを口に含んだ。
6時間後の10:00、スタート地点までようやっと帰ってくる事が出来た。
10:30
家に到着。
家族や職場に多大なるご迷惑、ご心配を掛けた。
ほぼ不眠不休のまま、ボクはその日の夜勤に向けて家を出た・・・・・。
今でも思う。
あの時、何で引き返さず突っ走ったのか?
暗くなる前に、急いで帰ろうと言う焦りがあった。
どうにかなるだろうと言う、希望的観測があった。
いずれにせよ普段は、絶対にそんな事を考えもしなければ、行動もしない。
希望的観測などフィールドでは全く頼りにならない。
では何故・・・・・・・?
ボクはボタンを掛け違えたんだろう。
右と左を間違えたんだろう。
頭の中で描いた直線がズレており、そのズレがドンドン大きくなり、修正が効かなくなったんだろう。
今回の事で、何か人間的に一皮剥けた気がする、何てね♪
今年の12月で33歳。
そろそろ落ち着かねば・・・・・・・。
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