林道泥んこ寝ずの走行の爪痕・・・・(涙)

火の玉レッド

2007年08月02日 22:45



悪夢のような林道ライドから数日が経った。

【林道泥んこ寝ずの走行記録】
走行時間・・・・11:46’53
走行距離・・・・89.96km
平均速度・・・・7.6km/h
最高速度・・・・28.2km/h
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(上の画像で泥んこ具合がご理解頂けるだろうか?)

ボクは7月の末に、とある林道で道に迷い、街灯等一切無い所で一夜を過ごした。
翌朝早くに行動をし、昼近くにようやく無事に家に帰れた。

迷った日の夜から霧雨~小雨が降り続き、ボクは木の枝下に身を隠すように道路上で寝た。
ザックを枕代わりに。

~MTBは進行方向を向けておく~

それは、自分の中での鉄則だった。
MTBから降りて、安易に向きを変えて休憩してはいけない。
何故か?
夜通しの走行で疲労困憊し、道迷いで神経衰弱している状態で、判断能力は鈍っている上、MTBの進路を分かりやすくする為の自分の中でのルールだった。

また雨で体が冷えぬよう、ボクは動き続けるしか無かった・・・・・・・。

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話が逸れてしまったので、元に戻そう。

今回の林道ライドで、MTBを相当酷使した。

降りしきる霧雨&小雨の中での走行。
砂利や小石、時には大きな石、倒木や草、えぐれた土の上を延々走り続けた。
どこかの川の支流の最上流部、おそらくは川の始まりかもしれない沢では、信じられない事にMTBを担ぎ、岩を乗り越え、沢が川に変わる頃、MTBを水没させ、それでもボクは前に進もうともがいていた。

夕暮れ時の湧き水がとてもキレイで、そんな浮世離れした絶景を見て、冷静さが失われていたのだろうか・・・・・。

ようやく前に進むのを諦めた時、ボクは沢の脇の藪を強引に進もうとした。

一瞬、MTBを捨ててしまおうかとも思った。

岩の上から降りる時に、水没させたMTBのブレーキアーチを上から踏ん付けてしまった。

今回の走行で、ブレーキシューがかなり磨り減ってしまった。
金属部分が覗く位に・・・・。
実は、数10kmの走りでは、ほとんどブレーキの効かない状態だった。
ブレーキレバーとグリップがくっ付きそうな位に握りっ放しだった。

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今日、泥だらけのMTBを洗車した。

磨り減ったブレーキシュー。

こんなんじゃ、危険すぎて乗れたもんじゃない・・・・・・。

【洗車前】


【洗車後】


キレイになったMTBをクルマに載せ、ボクは札幌のショップに行った。

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豊平区にある「CYCLE PLAZA」。

ブレーキシューを自分で買って直しても良かったのだけど、他にもチェックして欲しかったので、修理を依頼した。

30分ほどで作業は終わり、リアハブの調整が必要だと言われた。
ハブの調整なんて出来ないし、工具も無い・・・・・。

かと言って、そのまま帰る訳にも行かず、修理を依頼。

ルブと前々から欲しかったメンテルーブを購入。


トータルで約9,300円の出費!

無事に修理を終えて、安心して乗れるのは良いけれど、痛い出費で・・・・・。

そう言えば。
ヘルメット買い換えないと・・・・・・・。
凹んだまま使う訳にはいかんし。
また、金掛かるな・・・・・
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