雪板生活6滑り目♪
出発前。
スノーボードのギアを無造作にバッグに押し込んだ。
クルマのトランクにそれを放り込み、ボクはクルマを走らせた。
気になる事があった。
ブーツを入れただろうか・・・・・・?
ルームミラーを覗き込む。
ブーツを入れている袋がミラー越しに見える。
確信その1。
間違いない。
大丈夫。
不安が消え胸を撫で下ろす。
もう一つの不安点があったのを。
そのブーツを入れている袋を見ることで。
消えてしまった。
ブーツのインナーを入れてきただろうか・・・・・・・・・・?
********************************************************
スキー場に着き、滑りたい気持ちを押さえ、今日の山頂の雪質はどんなだろうかと考えながら、おもむろに車のトランクを開ける。
確信その2。
無い。
インナーが。
ブーツのインナーが無い。
インナーの無いブーツなんて・・・・・。
お湯の入ってないお風呂と一緒なんだよっっっ!!!
意味の無い例えと共に、怒りと諦めと恥ずかしさの三重奏がボクの頭ん中で奏でられていた。
帰ろうか。
借りようか。
その二者択一の選択をしながらボクは建物の地下にあるレンタルコーナーに向かった。
スノーボード・ブーツのレンタル料金:2700円。
2700円。
頭ん中で、高い!高い!と言う意見と。
借りれ!このまま帰ったら何しに来たんだ!借りれと言う意見に別れ。
数分間。
思案し。
スタッフに怪しまれるほど悩んだ挙句。
借りた。
********************************************************
ブーツが違えば。
バインディングの具合もシックリ来なく。
当然。
板へのパワー伝達具合もシックリ来なく。
滑りにもその不具合が影響しているだろうと思われ。
参ったぜ・・・・・・・・・・。
クリスマスのデコレーションに思わず足を止める。
そして写真を撮る。
そんな34歳。
来年35歳。
サイコーじゃねえ?
午前中は、コース脇に軟らかい雪が残っていたりして良かったけれども。
昼過ぎから冷えて固まって来た感じで。
締まった固いバーンで。
良い雪でしょ♪
心のインナーだけは忘れないようにしたいものだ・・・・・・(謎)。
関連記事