no woman no cry
これは
言わずと知れた
ボブ・マーレィ&ザ・ウェイラーズの名曲
この曲は
友人のポンコツと言っていい位の底が抜けそうな古いクルマで
夏のうだるような暑さの中
ボロボロで埃をかぶった古いカセットテープをカーステレオのボリュームをフルにして
聴いた曲
窓を全開にし
聴いた夏の日
あの頃
ボクは若かった
もう10年以上も前のことだ
世間知らずの若者が
爆音でレゲエを聴くことで何かを体感した気がしていた
何を得た気でいたのだろうか
B・マーレィの祖国である遠いジャマイカの空気を感じていたのか
いや
そうではない
だけども
音楽が持つ特有のマジックが車内には漂っていたと思う
この曲を聴くたびに
当時の音が放つ魔法のことを思い出す
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