2007年01月12日 00:46
『樽前山に魅せられて』 ¥3,000
この写真集は良い
この写真集が発行されたのが、およそ2年前。
発刊年月日が記載されていないので、詳細は不明
松本俊夫さんと言う方が、同山に登って15年目の節目にと撮りためた写真の中から77枚を抜粋して作られた写真集。
松本さんの写真を見ていると、こういう撮り方があるんだなぁ~とか、このアングル良いなぁ~とか、これはどこから撮ったのかなと思ったりして、写真の勉強にもなるし、色々と眺めるだけで楽しい。
四季を通じて様々な表情の樽前山を捉えており、松本さんが山好きなのが写真から滲み出てもいる。
今でも苫小牧の書店に行けば売っているかも・・・。
ネットで、この写真集を検索してみたら、読売新聞からこんな素敵な記事が・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/018/75.htm
「樽前山と向き合う」と名を打たれた記事、なかなか面白い内容になっている。
先ず、7合目ヒュッテ管理人の菊池弘範さんが紹介されている。
僕の中での菊池さんは、会うといつも笑顔で迎えてくれると言うイメージがある。
僕がピークを攻めるのに不安で、天候や装備に心配事があるといつも的確なアドバイスを下さる。
記事を読んで分かったけど、菊池さん、ご自宅に週一回しか帰ってないのね・・・
菊池さんのような管理人が居て下さるからこそ、僕のような人間でも安心して山を登れる。
菊池さん、ありがとう!
何だか、無性に菊池さんの顔を見たくなったので、今度行ってみようかな?
冬、行くのに大変だけど・・・。
次に、上述の写真集を出版された松本さんが紹介されている。
当初は、カレンダーを作ろうと思ったらしい。
写真を持ち込んだ印刷屋のアドバイスで、写真集が製作されたんだとか。
他にも樽前山と関わりのある人物とエピソードが紹介されている。
熟達した登山者の中で、樽前山を失笑の対象にする方も居る。
理由は、あまりにも簡単に登れるから。
僕はそんな彼等の胸中も分からないではないが、僕はこの山が大好きだ
これからも、この山と向き合っていこうと思っている。