ローリングストーン日本版
先日、
ローリングストーンの日本版が発売された。
ローリングストーンと言えば、アメリカンカルチャーの代名詞。
1967年にアメリカで創刊され、今や10ヶ国(日本含)で刊行されている雑誌。
1973年に一度、日本版が創刊されたらしいが、余りに中途半端な内容のため、3年ほどで廃刊の憂き目にあったらしい。
それから34年の時を経て、めでたく日本版が再び創刊された。
大久保清彦を編集長に迎えたらしい・・・。
そう、ちょい不良(ワル)で有名な
LEONを作った人。
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ローリングストーン日本版の内容はと言うと・・・。
「
音楽、ファッション、カルチャー、ジャーナリズム、読むこと自体がカッコいい!20代からのエモーショナルマガジン」を謳い文句に(あぁ・・・、恥ずかしい内容だこと)。
『
ロックな気分の真っ黒アイテム』
『
ロックファッション不滅アイテム』
てな具合で、とにかく、ロックミュージックとファッションを掛け合わせたいらしい。
ロック本来の反骨精神なんて微塵も感じない誌面作り・・・。
まぁ~、アンチテーゼを売りにしても今のご時世、買う人は限られるだろうけどね。
その辺りは、
渋谷陽一が作り上げた
『ロッキング・オン』が先駆者として立ちはだかっているから、同じ土俵で勝負しても勝てないだろうけれど。
軽いのよ、作りが!
ローリングストーンの日本版。
軽すぎる感が否めない。
ファッション好きなら、ファッション雑誌買うだろうし。
ロック好きなら、ロック雑誌買うだろうし。
その両者を併せて売るには、相当な覚悟がいると思う。
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創刊号の表紙が、
カート・コバーン。
ニルヴァーナ、人気あるからね。
ボクも大好きだし・・・・・。
でも。
何だろ。
表紙も含め、全然ロックが伝わってこない・・・。
まぁ~、本国(アメリカ)ライターの記事は十分面白いので、580円と言う価格にも満足いく内容だし、売れるだろうけれど。
色々文句言いながらも、安いので来月号も買いそう・・・・。
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