22日・前夜祭(岩内町)

火の玉レッド

2007年06月26日 12:52

夜勤明けの6月22日、ボクは友人との待ち合わせ場所である岩内町へと急いだ。

仲の良い友人(T君)と久し振りの登山と釣りを楽しむため、ボクは夜勤明けで3時間ほどの睡眠をとった後、18:00頃に苫小牧を出発した。

ほぼ同時刻、七飯町(道南:渡島地方)に住むT君から電話が入り、「今、出るところだ」と知らせを受けた。

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道中、クルマを停めて、尻別川から羊蹄山を望む。



この日は晴れており、明日以降のボク等の行動に大いに胸を膨らませて、ボクは再びクルマを走らせた。

2時間ほどで、ボクは待ち合わせ場所の道の駅「いわない」に着いた。

七飯町から来る友人は、まだ居ない。

ボクは駐車場にクルマを停めて、車内で目を閉じて、仮眠を取ろうとした。

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ボクに遅れる事、1時間ほどで道の駅に姿を現したT君。

顔が恐怖でゆがんでおり、壮絶な佇まいをしていたT君。

T君は、実にゆっくりと今までの道中を振り返って、述懐し始めた。

その様子を聞くと・・・・・・・。
  近道だと思って通った道が狭く、砂利道で、街灯も無く真っ暗で。
  狐を轢きそうになるし。
  狐の眼がクルマのヘッドライトで光って不気味だし。
  人工的なモノと言えば、「行方不明者続出」とか、「熊出没注意」の看板しかなくて、気味が悪いし。
  何か崖みたいだし。
  月明かりが変に不気味で。
  Uターンも出来ないし。
  こんな道、入るんじゃなかった。
って、言っていた(笑)。

ボクは、うんうんと頷きながら聞いていて、内心は・・・・・・、秘密♪

そんな彼の様子が可笑しかったのは、言うまでも無い(笑)!

後になって、その時の様子を振り返って、お互いに笑い合ったボク等だった。

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翌日(23日)は、積丹岳に登る予定。

当初、ボク等は。
積丹岳3合目付近の「積丹岳休憩所」で小屋泊まりする予定だったんだけど、休憩所(山小屋)に行く道中が林道で、夜にクルマで走るのは怖いし、気味が悪いので止めようと言う事になり、ボク等は岩内まで引き返し、そこの港で車中泊をした。



僕らの遠く。
海には、漁火が見える。

明日は、積丹岳登山!

胸を躍らせ、ボク等はそれぞれの車内で寝についた。

(23日に続く・・・・・)

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