真冬の「美笛の滝」と「七条大滝」

火の玉レッド

2007年01月15日 19:54

今日、白老岳に行こうと思い車を走らせたが、山は生憎の吹雪・・・

登山を諦めて氷瀑を見に見に行こうと思い、車をUターンさせた。

エキスパートを目指す登山ならば晴天よりも吹雪の悪条件の中、トレーニング目的で登った方が訓練効果は増すんだろうけど、僕は今のところそれを目指してはいない。

登山途中に吹雪けば、早々に下山するタイプの人間だし、登山口から吹雪いている中を登る気持ちになれない事の方が多い。

勿論、今日だって。
吹雪いている中、スノーシューで白老岳を登行する気にはなれなかった。

潔く登山を諦めて、僕は美笛の滝なら降雪もあり、見るだけでも結構面白いかもと思い、登山から滝見へと予定を変更し、車を走らせた。



駐車場に車を停め、スノーシューを装着し、久し振りに平地を歩いていると楽しくなってきた。
やっぱりスノーシューは斜面よりも平地向きなんだろうな。
平地を歩く感覚が、素直に楽しい♪

ほどなく見えてくる冬の美笛川。



石や岩に雪の綿帽子が被ってて、何とも柔らかい表情だ。

しばらく歩いていると見えてくるエゾマツの群生。



雪化粧されたエゾマツは僕の心を和ませてくれた。

これで、キタキツネでも出てくれれば、“絵”になるんだけど・・・。
残念ながら登場せず

淡い妄想を消し去り、数十分ほどトレッキングして目的地に到着。

降雪で覆われた滝は、その全容が不確かで、ちょっと期待外れだった

滝壺付近で、ある物が僕の視界に入った。

スノーシュー2組&スキー1組、それにザック3つがデポされている。

ここは厳冬期、アイスクライミングのメッカ。
クライマーがトレーニング目的で、美笛の滝を使用すると聞いた事がある。

ひょっとした氷壁にアタックするカマキリ(アイスクライマー)が見れるかも・・・。

川に近づくと、いた居た、一生懸命アタックするレッドカマキリさんが



実は僕、アイスクライミングに憧れてて・・・。

しばらく、レッドカマキリさんの登攀姿に見入ってしまった。

一つひとつルートを確保して登攀するのって、面白いだろうな・・・、と考えつつ・・・。

良いもの見れたし、僕は来た道を引き返した。








 



(「七条大滝」へ続く・・・)







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