紋別岳(865.8m.)で初登り♪

火の玉レッド

2007年01月10日 18:49


元旦に熱を出し、その後天候不順に見舞われ、ようやく今日初登り出来た♪


(注)お尻の雪は払いましょうね、お行儀悪いから(笑)

久し振りにドカッと雪が降ってくれたお陰で、ようやく雪山然とした登山が楽しめると思い、支笏湖畔の紋別岳へ行ってきた。



ここは、昨年登り納めをした山。
今年一年の始まりもこの山。

理由は手軽に登れるし、この山から見る樽前山と風不死岳が大好きだから。

本当は早起きして、違う山を攻めようと思ったんだけど、寝坊しちゃったんで
(最近、起きるのがだらしなくて、弛んでる証拠だな・・・)

登山口付近の駐車場に車を停めて、眼前に広がる景色にホッとした。
雪がチャンと積もっていたから…。

先月登った時は、「これが本当に12月の山?」と思うほどの雪の少なさだった。



山の斜面に広がる雪景色に、無性に安心感を覚えた。
雪の無い12月の山は、どこか可笑しく、不気味だったけど、ようやく降り積もった雪を見ると嬉しくなる。



斜面に積もった新雪に足を何回もとられ、トレースのない山をラッセルして進み、時に数m.進むのに30分ほど要し、雪山の醍醐味を嫌と言うほど味わいながら登っていると、時間的に頂上をアタックするのを断念せざるを得なくなった

頂上を目指すだけが登山ではないけれど、無念極まりない・・・

そんな折、陽が傾き始めた…。



 



頂上まで、あと数十m.ってところで登頂を諦め、支笏湖に広がる樽前山と風不死岳を見ながらたそがれていると、太陽も黄昏てきた…。

冬の夕日は、僅か数分しか楽しめない。

白い雪がオレンジ色に染まる刹那、僕は感動する。
自然が見せるほんの一瞬の出来事。

オレンジ色をした太陽の絵筆が通り過ぎた後、今度は一気に日が暮れ始める。



今年一年の始まりも、こうして無事に山を登れるだけで、僕は幸福を感じる。

あぁ~、山を登れるんだなぁ~と言う幸せ、だ。
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