イチャンコッペ山(828.9m)

火の玉レッド

2007年12月18日 23:38

久し振りのグループでの雪山登山。
積雪量が大した事無く、ボク等はつぼ足で登る事に。



登った山は、支笏湖畔のイチャンコッペ山(標高828.9m)。

(※ 分かり難いかもしれないけど、右下を歩く人は我等が熊雄さん!!!)
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当初ご参加予定のmasayanさんは急遽入ったお仕事の為、参加できず
近い内に、一緒に遊びましょ~ね、masayanさん♪
ホントはお会いできるの楽しみにしてたんですよ!!

さて。

まずは山のご紹介。

支笏湖畔にそびえる人々を寄せ付けない未開の山がある。
支笏湖史上類を見ない前人未到の地に、火の玉レッド率いる我々登山隊は足を踏み入れ、とうとう踏破した・・・・・・。
その山に我々は先住民族に対し畏敬の念を払い、イチャンコッペ山と名付けた。

・・・・・・・な訳は無く(笑)。

以下より、正しい紹介を♪

イチャンコッペ山は支笏湖畔にある標高828.9mの山で、登山道の無かったところを1994年に苫小牧山岳会の方々が笹を刈り、登れるようになったらしい。
あの距離を・・・・・・、そう思うとボクなんかには推し量れないご尽力には、ただただ頭が下がるばかり。
今こうして、気軽に登れるようになったのも、こう言った方々のお蔭♪



山の概略を述べると。
登り始め急登 → 尾根を水平トラバース → ダラダラとした歩き&見晴らしも利かず → 視界開け支笏湖&樽前山&風不死岳が印象的 → 785m反射板へ → もう一頑張りで頂上へ!!

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次に。

参加メンバーのご紹介!

歩く速さには誰も付いていけない、他を寄せ付けぬほどの豪脚のりむパパさん
寡黙でその場を和ます癒し系、我等が熊雄さん。
笑顔が素敵でチャレンジ精神旺盛な紅一点、体力もその辺の紳士顔負けな我等が熊雄さんの奥さん。
そして、口数少なくとも独特なオーラを放つ火の玉レッド。

(※ 失礼な部分がありましたら、この場をお借りして謝ります、ごめんなさい)

以上の4名で登ってきた。



9:00に集合し、9:15頃に登り始めた。

雪が思ったほど無く、ボク等は全員つぼ足で登る事にした。

ボクはストックのシャフトが回らないと言う装備不良が発生し、ストックも使えず・・・・・・
完全に、つぼ足のみの登行!
ん~~~~~~~、望むところさ!
久々の雪山登山、こん位の不安材料があった方が、トレーニングにもなって丁度良いさ、とボクは自分の登山用具のメンテナンス不足を棚に上げ、心の中ではクソ~~参ったな~とメンテ不足を呪うと同時に、情けなさを味わっていた。
これからはストックを使い終わったら、ばらして乾燥させよう、シーズン始めには予めの点検を怠らないようにしよう、そう強く思った。



ボクの先を歩く、りむパパさん。
9月以来、お会いしていないけど、相変わらずパワフルだった(笑)。

 

やがて見えてくる、支笏湖。
右の山が風不死岳(1102.5m)。
左の山が樽前山(1041m)。


途中でラッセルを交替しながらの登行。
りむパパさん&熊雄さん、ラッセルお疲れ様でした♪

(先頭からりむパパさん、熊雄さん、熊雄さんの奥さん)



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支笏湖や樽前山&風不死岳の2山を眺めながらの楽しい登り♪


普段の登山は、独りの場合が多いけれど。
今回は。
同じ眺めを共有できる仲間が居る、そう思うだけで嬉しいし、行動を共にするのも楽しい。

後ろを振り返ると、鋭角的な頂を持つ恵庭岳が見える。




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やがて開ける一級品の眺めが待っている。


あるポイントに立つと、そこに景色が広がっているのが分かる、そんな感じの景色。
写真では納め切れないし、写真に撮ってみても意味が無いような感じの景色。
そこにある景色、そう呼ぶのが相応しいし、それ以上でも以下でもない。

恵庭岳。


紋別岳方向。


山頂はすぐそこ!


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歩き始めて、大体3時間程で山頂に到着!!


(右から熊雄さん、りむパパさん、熊雄さんの奥さん、ボク)



山頂で昼食、コーヒータイム♪

お互いの仕事の関係上、そんなに頻回に会う事も出来ないけど、会えば嬉しくなるし楽しくもなる。
皆さん、ボクよりも年上の方々だけど、年下のボクに凄く丁寧に接して下さる。
そんな気遣いが嬉しい♪

ボクに出来るだろうかとふと思う。
自分より若い者、例えば24~25歳の若者に対し、同じように凄く丁寧に接して上げられるだろうか・・・・・。
正直、無理だろうと思う(笑)。
何も同じで無くて良いと思う。
開き直りで言ってるんじゃなくて、ボクにはボクなりの接し方しか出来ないし、それはどうやらボクの性格上、丁寧ではないような気がする。

食事をしながら、色んな話しをした。

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休憩を終え、ボク等は下山した。


(オブジェのように並ぶ木々が印象的だった)



(恵庭岳の山頂には雲が・・・・・、雪を降らせているのだろうか)

ボク等は、登り終え達成感と充足感に満ちた顔で、斜面を下り終えた。



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下山後、支笏湖畔の温泉で日帰り入浴を予定してたんだけど、りむパパさんはご都合により、ご帰宅された。
りむパパさん、楽しかったです!
来年は、縦走登山を是非しましょ~!
ボクからのお願いです♪

熊雄さんご夫婦とボクで、支笏湖観光ホテル 湖水館へ行った。
ここでは入浴代をご夫婦のお世話になった。
ありがとうございました。



熊雄さん、また一緒に遊びましょ~ね♪
今度は、是非MTBでご一緒したいです!

熊雄の奥さん、また滝を見に川中を溯行しましょう♪
それまでに、良い滝を見つけておきますので(笑)!

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熊雄さんご夫婦とお別れした後、陽が傾いてきており、ボクは湖畔に向けてクルマを走らせた。

これが見たかったから・・・・・(笑)。

(恵庭岳)


(樽前山&風不死岳)

温泉で温まった体も野外撮影で完全に冷え切ったところで(笑)、寒さで震える体を急いでクルマに滑らせ、ボクは職場の勉強会に出席するため、職場を目指した・・・・・・・・・・・・・・・。



思ったほど、夕焼けてなかったな・・・・・・・・・・・・・・・・・(笑)。

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