道南最高峰と渓流:狩場山登山(6/28)・その2
ボク等は狩場山(1519.9m)の6合目を越えたばかりだった。
道はまだまだ続く・・・・・・・・・。
遠くの山々は霞んでいたけれど、ボク等の気分はそんな事に関係なく高揚していた。
山肌に残る雪が気温の上昇と共に溶け出し、登山道に流れ出していた。
海岸線から日本海を見ることが出来る。
海が見える山ってのは、良いもんだよ♪
山から海を見下ろすっての良いものだ。
空の青と海の青、白い雲と緑の山々。
そんな色の組み合わせにボクは刺激される。
8合目を越えた辺りから、登山道脇に色々な花が咲き始めていた。
この黄色い花は、ミヤマキンポウゲ。
この淡い薄紫に似た色の花は、シラネアオイ。
デンとした存在感があり、どの山を登っていても視界に必ず飛び込んで来る花で、ボクはこの花が好きだ。
疲れた体を癒してくれるような、励ましてくれるような、そんな花。
さてさて。
ようやく9合目。
その付近には、見事な展望スペースがあった。
右側の特徴のある山容は南狩場山、その奥にあるのがこれから目指すピーク。
眼下に広がる谷。
この谷が素晴らしかった。
何て言うのだろうか。
何て言えばいいのだろうか。
カメラには納まりきれない様相の渓谷。
ズ~~~ッと見ていても飽きなかった。
海から吹き抜ける風がとても心地良かった。
(続く・・・・・・・・・)
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