8月24日(金)・島後山岳部 (続きの続きの続き)

火の玉レッド

2007年09月21日 23:37

8月22日から隠岐へ行くために出発したボクは、目的地である島後(どうご)に着き、島で初日を過ごし、2日目を迎えた。

この日は山を攻める、そう決めていた。



15:40頃。
ボクは壮大な天然林へと足を踏み入れた。
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鷲ヶ峰から下りて(前記事参照)ほどなく、天然林が広がる山間部へと道が続く。



   ここの杉はね、真っすぐなんだ
   屋久島のも見事だけど
   屋久島のとは違う
   あっちはグニャグニャだけどな
   ここの杉は真っすぐ伸びてるんだ
   県人の性格と一緒さ(笑)


前夜(8月23日)、島の人達と話した会話が思い出された。

確かに、真っすぐ天に向かって伸びた杉が多い。

この天然林。
実は、見事な点がある。

巨木が多いのもそうだけど。

何が凄いかと言うと・・・・・・・。

植林された杉じゃないって事!

その数、何と811本!

ボクは。
大きな杉を見上げてみた。


真っすぐ伸びたその杉は、大きく太く、威厳があり、ボクはその杉に自然の雄大さを感じた。

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15haもの面積に樹齢が200~400年ほどの杉やモミ、ケヤキ等の木々が約1250本も植生されている天然林の中を歩いていると、仕事や色んな煩わしさなんか吹っ飛んだ(笑)!

天然林コースの終わり頃に、面白い展望台がある。
その展望台とは・・・・・・。

トカゲ岩展望台。

トカゲ岩?

トカゲの形をした岩が、山を登っているようだから。

全長は約30m、断崖は80mもあるんだとか。

このトカゲ君。
学術的に大変貴重らしく、岩質がアノーソクレースと言うらしい。
地質学的な事はさっぱり・・・・・・・(笑)。
日本三奇岩の1つらしいけれど、それにもピンと来ず。

アノーソクレース響岩質粗面斑岩って、読み方すら危うい(笑)岩質は、世界でも3ヶ所しか露出してないらしい。

このトカゲ君。
実は尻尾部分が地震か何かで切れたらしい、ヤ、落ちたらしい(笑)。

もう少しデカく見えると思っていたので、実物があまりにも遠景なので、ガッカリした。
(写真はズーム使用)

しばしトカゲ君を見上げた後、ボクは来た道をそのまま引き返した。

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走るように山を下りたボクは、40分ほどでMTBを停めてある「大満寺山登山口」へと着いた。



ボクはキャンプ地である「ミモザキャンプ場」へとMTBを走らせた。

18:00。
キャンプ場へ着くも誰も居らず。
近所のおばさんに色々と事情を聞いてみた。
すると・・・・・・。
役場に人が常駐してるから、そこに行ってみてと言われた。
言われるがままに役場に行くと・・・・・。
常駐してる人がキャンプ場の管理人に電話してくれて、管理人さんが来てくれる事に!

役場の人に礼を告げ、キャンプ場で管理人さんを待った。

しばらくして、自転車に乗った管理人さんがキャンプ場に到着して、嫌な顔ひとつせずに応対してくれた。

   17:00過ぎたら管理人は居なくなる事。
   なるべくなら事前に予約した方が得策だと言う事。
   昨日のキャンプ場で一緒だった函館のOさんが、昼間ここのキャンプ場に来て、
   ボクがここで泊まる予定だとOさんが管理人さんに話してくれていた事。
   ボクがここに来ないので、心配していたという事。
   ここじゃなく、ほかのキャンプ地に泊まっているのかもねと心配してくれていたと言う事。

色々と話す内に、ボクの事をそこまで心配して下さっていたのかと嬉しくなった。
同時に、お手数とご迷惑を掛けて申し訳無いとも思ったけど

キャンプインの手続きを行い、1,050円を払った。
(た、高い!!!!!)



※ 本文は、旅行中に記載した日記に加筆修正した文章を載せています。

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走行時間・・・・2:04’17
走行距離・・・・24.19km
平均速度・・・・11.6km/h
最高速度・・・・50.7km/h

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(8月25日(土)へと続く・・・・・・)
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