2007年01月15日
真冬の「美笛の滝」と「七条大滝」

登山を諦めて氷瀑を見に見に行こうと思い、車をUターンさせた。
エキスパートを目指す登山ならば晴天よりも吹雪の悪条件の中、トレーニング目的で登った方が訓練効果は増すんだろうけど、僕は今のところそれを目指してはいない。
登山途中に吹雪けば、早々に下山するタイプの人間だし、登山口から吹雪いている中を登る気持ちになれない事の方が多い。
勿論、今日だって。
吹雪いている中、スノーシューで白老岳を登行する気にはなれなかった。
潔く登山を諦めて、僕は美笛の滝なら降雪もあり、見るだけでも結構面白いかもと思い、登山から滝見へと予定を変更し、車を走らせた。
駐車場に車を停め、スノーシューを装着し、久し振りに平地を歩いていると楽しくなってきた。
やっぱりスノーシューは斜面よりも平地向きなんだろうな。
平地を歩く感覚が、素直に楽しい♪
ほどなく見えてくる冬の美笛川。
石や岩に雪の綿帽子が被ってて、何とも柔らかい表情だ。
しばらく歩いていると見えてくるエゾマツの群生。
雪化粧されたエゾマツは僕の心を和ませてくれた。
これで、キタキツネでも出てくれれば、“絵”になるんだけど・・・。
残念ながら登場せず
淡い妄想を消し去り、数十分ほどトレッキングして目的地に到着。
降雪で覆われた滝は、その全容が不確かで、ちょっと期待外れだった
滝壺付近で、ある物が僕の視界に入った。
スノーシュー2組&スキー1組、それにザック3つがデポされている。
ここは厳冬期、アイスクライミングのメッカ。
クライマーがトレーニング目的で、美笛の滝を使用すると聞いた事がある。
ひょっとした氷壁にアタックするカマキリ(アイスクライマー)が見れるかも・・・。
川に近づくと、いた居た、一生懸命アタックするレッドカマキリさんが
実は僕、アイスクライミングに憧れてて・・・。
しばらく、レッドカマキリさんの登攀姿に見入ってしまった。
一つひとつルートを確保して登攀するのって、面白いだろうな・・・、と考えつつ・・・。
良いもの見れたし、僕は来た道を引き返した。
やっぱりいるんですね。
私も興味は有りますが…
止めときます。
>アイスクライミングの人が多いとは聞いていましたが、
>やっぱりいるんですね。
>私も興味は有りますが…
>止めときます。
実際に登攀しているアイスクライマーを見たのは初めてなんですよね、僕。
意外とチャレンジしたらはまるかも・・・(笑